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外交・安全保障

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2025/07/04
日米同盟研究会コメンタリーNo.72「第2次トランプ政権のインド太平洋優先化戦略」(森聡・慶應義塾大学教授)を掲載しました。

 トランプ政権には本土・西半球防衛とインド太平洋への軍事的関与を優先化し、欧州と中東への軍事的関与を削減するという地政学的な戦略があるといわれる。2025年3月には、国防総省内で国防戦略暫定指針が策定され、本土・西半球の防衛と中国による台湾侵攻抑止を優先課題とすることが定められたと伝えられている。またピート・へグセス国防長官は、2025年5月30日のシャングリラ対話において、トランプ政権のインド太平洋地域に関する政策演説を行った。ググセス長官は、「大統領に選択肢を確保して維持すること(to create and maintain decision space for President Trump)」が自らの仕事だと述べ、決定権者がトランプ大統領であるということを示唆した上で、トランプ政権がインド太平洋優先化戦略を追求する方針を示した。しばらく前の演説だが、ポイントを整理しておきたい。

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