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2022/09/14
9月5日にNPI「知りたいことを聞く」シリーズ「デジタル時代の安全保障:宇宙・サイバー・先端技術の将来像」を開催しました。

NPI「知りたいことを聞く」シリーズは、人々が関心を寄せる旬のテーマについて、第一線の研究者に「知りたいこと」を投げかけて見解を聞く討論会です。ハイブリッド戦争と言われるロシア・ウクライナ戦争では、インターネット空間でのディスインフォメーションを用いた情報戦、衛星通信の機能麻痺を狙ったサイバー攻撃、GPSへの電子戦による妨害、無人機による攻撃等、新しい時代の戦闘様相が一気に現実のものとなっています。また、本年12月までに策定される「国家安全保障戦略」には、先端技術を用いた新たな戦い方、宇宙・サイバー・電磁波領域の能力強化、ハイブリッド戦への対応、宇宙の安全保障体制強化、などを盛り込むことが自民党から提言されています。今後、デジタル時代の安全保障はどのような将来像になるのでしょうか。今回の「知りたいことを聞く」では、安全保障の政策の現場を経験している二人の専門家と、宇宙・サイバー・先端技術の安全保障の将来像について議論しました。


パネリスト:長島 純 当研究所研究顧問、防衛大学校非常勤講師、日本宇宙安全保障研究所(JISS)理事

      大澤 淳 当研究所主任研究員、鹿島平和研究所理事、笹川平和財団特別研究員

モデレーター:森 聡 当研究所上席研究員、慶應義塾大学教授


外務省はじめ諸官庁や企業、マスメディア関係の方々の視聴参加を受け、活発な議論が交わされました。視聴者のご質問を整理して、当日は「ロシア・ウクライナ戦争」「宇宙・サイバーと先端技術」「日本に関わる課題」の三つのパートで構成して、パネリストに主に下の問いを投げかけました。


(ロシア・ウクライナ戦争)

1. ロシアによるウクライナに対するハイブリッド攻撃をどのように評価するか。

2. ロシア・ウクライナ戦争では、デジタル時代の安全保障を考える上でどのような新しい戦闘様相が見られたか。


(宇宙・サイバーと先端技術)

3. 安全保障という観点から見た、サイバー領域における先端技術の利活用で注目すべき動向は何であろうか。

4. ディスインフォメーション、フェイクニュースに対する日本や諸外国の取り組みはどのようなものか。

5. 日本のハイブリッド戦能力はどの程度のものなのか。


(日本に関わる課題)

6. 日本が国家としてサイバー攻撃に対する強靭性を強化する上で、政治が果たすべき最重要課題は何か。

7. 日本としては、内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)の更なる強化を目指すべきか、それともサイバー庁を立ち上げるべきか。

8. 日本社会にとっての最重要課題「デジタル時代の安全保障」という観点から、日本社会全体が今一番意識しないといけないことは何か。

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