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2023/05/14
第14回「東京−ソウル・フォーラム」~「日韓関係の未来を夢見て」"Envisioning the Future of Korea-Japan Relations"~をソウルで開催しました。

 中曽根平和研究所(以下、NPI)と韓国のシンクタンクであるソウル国際フォーラム(以下、SFIA)は、2023年5月12日、13日の二日間にわたり第14回「東京-ソウル・フォーラム」をソウルで開催しました。

 本フォーラムは、日韓の相互理解の促進・日韓両国の友好的関係の発展を主な目的とし、外交・安全保障・経済・社会など幅広い分野に関して、両国の政・財・学の各界を代表する識者が戦略的意見交換を行う場として、2010年より毎年開催されている国際会議です。昨年12月の東京での開催以来、両国が関係改善に向けての取り組みを開始しつつあることを背景として、約半年を経て開催されました。

 3月16日から17日にかけて尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が訪日し、5月7日から8日にかけて岸田文雄首相が訪韓したことなどを踏まえ、関係改善の機運をいかに維持できるかについて議論が行われました。また厳しい国際情勢の中で、日韓両国がどのような分野で協力を進めていくべきかについても、多角的な観点から意見交換がなされました。

 議論の中では、日韓両国のシャトル外交の復活が歓迎され、これを継続する必要があることで意見が一致しました。また北東アジア情勢、国際貿易秩序、グローバルサウスへの対応などをめぐって、両国が信頼関係を深化し協力体制を構築することの意義も確認されました。李洪九(イ・ホング)SFIA理事長(元国務総理)と麻生太郎NPI会長(衆議院議員、元総理大臣)のオープニング・スピーチから始まり2日間にわたった会議は大いに盛り上がり、今後も対話を継続していくことの重要性が共有されました。

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