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外交・安全保障

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2025/06/02
日米同盟研究会コメンタリーNo.65「印パ対立の再燃とアメリカの仲介」(加藤智裕・ケンブリッジ大学客員研究員)を掲載しました。

 1947 年の分離独立以来続く、インドとパキスタンの対立が再び激化した。4月22日にカシミールのインド実効支配地域パハルガムで発生した観光客 26 名が犠牲となったテロ事件が発端となった。事件発生後、インドはこのテロの背後にパキスタン政府の関与があると非難し、1960年に合意したインダス川水利協定の一時停止といった外交的措置を講じたうえで、5月7日には「シンドゥール作戦」と称し、テロリストのインフラ施設9ヶ所に対して空爆を実施した。これに対し、パキスタンのシャリフ首相は、インドの行動を「戦争行為」と位置付け、反撃を決定し、戦闘機やドローンを使用した衝突が発生する事態となった。

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