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外交・安全保障

2026/03/03
日米同盟研究会コメンタリーNo.82「第二期トランプ政権の地域戦略と同盟国の「プランB」」(古賀慶・南洋理工大学准教授)を掲載しました。

 2026 年 2 月28 日、アメリカはイスラエルとともにイランに対し空爆作戦「エピック・フューリー」を実施し、イランの最高指導者であるハメネイ師およびその側近を殺害した。本作戦の目的は、核開発交渉の行き詰まりを背景として、イランの体制転換および核開発やミサイルを含む軍事能力の無力化を狙ったと捉えることができる。しかしながら、この作戦がいかなる戦略的利益をもたらすかについては議論の余地がある。イラン国内の世論は分裂しており、さらに現体制が報復としてドバイやイスラエルに対する反撃に踏み切ったことで、紛争のエスカレーションを招いているからである。3月3 日現在、ロシアおよび中国は直接的な介入を見せていないものの、今後の展開次第では中東における紛争が長期化する可能性もある。

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