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外交・安全保障

2026/01/26
韓国・北朝鮮研究会コメンタリーNo.15「6年ぶりの首脳会談-中朝関係は回復しつつあるのか」(堀田幸裕・霞山会主席研究員)を掲載しました。

2025年93日、北京で中国人民抗日戦争及び世界反ファシズム戦争勝利80周年記念行事(以下、中国戦勝節)が開催された。金正恩総書記は会場の天安門広場に着くと、平壌から持ち込んだ防弾の専用車「マイバッハ」から降りて瑞門をくぐり、ゆっくりとした足取りでレッドカーペットを進んだ。各国首脳が習近平総書記と挨拶をする中、金正恩総書記の順番が来ると、両氏はお互いに両手を差し出して、にこやかに握手をした。実に6年ぶりの中朝首脳の再会であった。翌10月には朝鮮労働党創建80周年行事に合わせて、中国の李強首相が平壌を訪問した。中朝間のハイレベルの相互往来が再開し、「中朝友好の年」(2024年)の失敗を乗り越えて、両国関係はある程度回復しつつあるように見える。もっとも、実際には、中朝間の交流は相変わらず限定的であり、中国人観光客受け入れもまだ始まっていない。貿易関係についても増加傾向ではあるが、突出した動きはなかった。

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