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外交・安全保障

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2024/03/15
川辺主任研究員によるコメンタリー「多極化世界における金融経済秩序 ~ブレトンウッズ体制の変容~」を掲載しました。

 現在の国際情勢は、ロシアによるウクライナ侵略を契機として、米国を中心とする西側諸国とロシアとが対立し、これに米中対立と中東紛争が複雑に絡み合っている。そのなかで、米ソ冷戦下で第三世界と呼ばれた新興・途上国(G77)が、近年、大国間の対立の狭間で中立的な立場をとりながら、グローバルサウスと呼ばれて再び影響力を持ち始めている。

 金融経済秩序も、こうした多極化する国際情勢の影響を受けて急速に変化を遂げている。「歴史は繰り返す」といわれるが、第二次世界大戦に対する反省から生まれたブレトンウッズ体制の変容を俯瞰することは、第三次世界大戦を防ぐうえで意義があると考えられる。

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